雑誌NOUMU
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NOUMU発売日決定!

5/25/2017

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問題が起きなければ6/1日からAmazonにて発売します。

お久しぶりです。編集の木野です。

やっとこの告知をできる日がやってきました。NOUMUを始めてちょうど半年、長かったようで短かった季節が終わろうとしています。

「芸術(体験)と思想(言葉)を架橋する雑誌を作るぞ!」と思い立ってからただ、がむしゃらに突っ走ってきました。およそ10人からなる組織を立ち上げ、運営するのは想像していたよりも遥かにきつく、険しい道でした。NOUMUを一定の品質に保つために、悲しい選択もしてきました。

すべてが未知で、なにもかもが挑戦でした。

執筆者の方には書き下ろしの文章を頂き、作家の方々には選りすぐりの作品を提供頂きました。無理なお願いも沢山しましたし、作家さんの意向にも可能な限り沿ってきたつもりです。

アイデア自体は新規性もなく、平凡なものでしょう。しかしその編纂過程において、オリジナリティのある雑誌になったと思います。今、印刷所から完成品が届くのを待っている状態なので、もしかしたらなにか問題が発生するかもしれませんし、きっと沢山のミスにこれから気がつくことでしょう。

それでも、今は満足しています。ほんとによくやってきたなぁ…と思います。

これは僕がよくやってきたという意味ではありません。(もちろん、僕もよくやったとは思いますが(笑))

もしこの雑誌に特徴があるとすれば、そのすべてはNOUMUという組織に起因するからです。僕がただ僕の知り合いや知っているものだけ寄せ集めたら、きっとこんなふうには感じなかったでしょう。

たしかに性質としてNOUMUは木野が中央集権型で指揮してきました。しかし、NOUMUは木野を遥かに超えた存在にもはやなっています。

たぶんNOUMUは個人の集合として分解可能なものではなく、総体として成立し始めているということなのでしょう。これはNOUMUが強い団結や結束によって成立しているという意味ではなく、まるでインターネットのようにそれぞれのノードがある一瞬だけ繋がることで、何かが描かれたのだと思います。

NOUMUはまるでサイコロを振り続けるような、この刹那的な作業をこれからも繰り返すつもりです。

なぜならこれは通過点に過ぎないからです。NOUMUの目的はあくまで「芸術(体験)と思想(言葉)を繋ぐこと」です。雑誌という形も販売も組織化もすべて手段にすぎないからです。これが最適解である保証はどこにもないし、そもそものコンセプトだって随分と抽象的で怪しげです。

それでも、なぜか沢山の人が協力してくれました。これはとても不可解なことです。なんでなんですかね?

きっとこの理由はわからないままでいいのでしょう。

いまは作家さんたちの素敵な作品と、執筆陣の意欲的なエッセイをただみなさんに届けたいという思いでいっぱいです。
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